松原湖草刈りツアー

  「草刈りツアー」と題しておきながら、草刈りシーンの写真はありません。1泊2日の旅で、1日目に松原湖近くで草刈り(ちょっと特殊な事情がありまして)、2日目に松原湖畔散策→白駒池→ぶどう峠と巡りました。写真は、2日目の朝から始まります。
  こちら、宿泊した「ファミリーロッジ宮本屋」。松原湖に面していて景色がよく、食事も大変豪華で満足できました。聞いたこともないような山菜系食材がたくさん出てきます。値段的にも、安いです。詳細は、こちらでチェックしてください。
  松原湖畔散策シーンの写真もありません。1枚目を撮ろうと思った瞬間にデジカメの電池が切れました(;_;)
  宿を発ち、麦草峠へと向かいます。ちょうど峠のてっぺん付近にあるのが、白駒池。小さな池ですが、場所がいいためでしょうか、結構多くの観光客が足を運んでいます。駐車場も、立派なのがあります。
  駐車場に入ってみて気づいたのですが、私、以前に一度ここへ来たことがありますね。5〜6年前の夏、星を眺めにここまで来ました。ちなみに、麦草峠周辺は冬季通行止。写真を見て分かるように、GWでも雪が残っています。今年は、4/19に通行止め解除となったとのことです。
  駐車場から白駒池まで、歩いて10分ほどです。しかし、雪があると倍はかかります。結構勾配がきついところもありますし、新雪に足を踏み入れると膝上まで埋まりますから。埋まるのが面白くて、わざと新雪の上を歩いていたら、あっという間に靴の中がぐちょぐちょになりました。
  池に到着。見事に氷が張っています。スケートができそうな厚さです。端の方は溶けかかっていたので、氷の上には乗れませんでしたが、「日本にあらず」な風景を楽しめました。
  なお、氷が完全に溶けるのは、6月に入ってからだそうです。
  白駒池から松原湖方面へ降りてくると、途中に「稲子湯」の看板があります。これに従って脇道を走ること約20分、稲子湯温泉「稲子湯」に到着です。八ヶ岳山麓の一軒宿で、いかにも「秘湯」という雰囲気があります。宿泊がメインですが、日帰り入浴もできます(600円)。もちろん、入ってきました。
  浴室は、浴槽が1つあるだけの簡単なものですが、お湯はいいです。源泉が冷たいので、沸かしています。面白いのは、熱すぎる浴槽をうめるための蛇口から、源泉が出てくるということ。泉質は炭酸泉なのですが、色・臭い・体感とも、完全に硫黄泉です。
  稲子湯からの帰り道、後方に八ヶ岳がババンと見えました。ほどよく雪が残っていて、風情があります。ちなみに、皆さん知っていると思いますが、「八ヶ岳」というのは一つの山の名称ではありません。赤岳(2899m)を主峰とする山々の総称です。写真に写っているのは、硫黄岳でしょうかね。
  八ヶ岳の絶景を目にして、思わず車を降り、みんなでカメラを構えました。この後ろ姿、誰でしょう? 分かった人だけ笑ってください。
  ぶどう峠というマニアックな道を通っての、帰り道。峠のてっぺんで、こんな道標を見つけて車を停めました。暗くて分かりにくいと思いますが、この看板には「前方御巣鷹山」と書かれています。1985/8/12に、日航ジャンボ機が墜落した山ですね。
  あれから、もう20年になるんですね。
  看板の脇には、慰霊塔のようなものもありました。最後の最後でしんみりした気分を味わいつつも、谷に向かって石を投げて遊んだアシュラフ君でした。


戻ります。