倉庫47:歩いて江ノ島ツアー

【11/21、07:02、0歩】

  「歩いて○○ツアー」は、例によって日本橋からスタート。目下日本橋では架橋100周年を記念したクリーンプロジェクトが行われていて、ご覧のとおりブザマな姿を晒しています。「よぉ〜し、歩くぞぉ」という気分、台無し。次の「歩いて○○ツアー」までにはプロジェクトが終わってくれることを祈ります。
【11/21、07:31、3744歩】 日比谷 通過。
  国会議事堂前。正面から見ると、植え込みや街路樹がいい味を出していて、結構絵になります。この辺りは道路がムダに広いので、信号待ちが長くなりがちなのがネックですね。
【11/21、08:01、7005歩】 赤坂見附 通過。
【11/21、08:28、9865歩】 外苑前駅 通過。
  青山通り沿い、南青山3丁目。植え込みをカットして、ペガサスが象られていました。なかなか見事。さすがはお洒落な街・青山。
【11/21、08:52、12255歩

  渋谷で、朝食タイム。「富士そば」桜ヶ丘店で、オクラとろろ丼セットを。朝からセットメニューを注文するなんて私にとっては珍しいことですが、今日はこれからたっぷり歩くので、スタミナをつけておかねば。ちなみに、お値段は500円。「富士そば」各店には500円ポッキリのセットメニューが多数設定されているので、何かと便利です。
【11/21、09:50、16777歩】 三軒茶屋駅 通過。
【11/21、10:12、19201歩】 駒沢 通過。
【11/21、10:41、22517歩】 瀬田 通過。
  二子橋を渡って神奈川県に入ります。この橋、普段の漫歩でもよく渡っているのですが、自転車が多くて結構危なっかしいです。本来は歩行者優先のはずなのに、完全に邪魔者扱いをされます。数の原理こそが、民主主義なのですね。そんなもの、糞喰らえですが。もう少し歩道が広ければいいのですが、長大な橋だけになかなか改修は難しいのでしょう。
【11/21、11:25、27306歩】 溝の口駅 通過。
【11/21、12:02、31454歩】 馬絹 通過。
【11/21、12:20、33229歩】 宮前平駅 通過。
【11/21、13:08、38008歩】 荏田町 通過。
【11/21、13:45、40920歩】

  昼食も駅そばで。市が尾駅「しぶそば」に立ち寄ります。こちらは、既食店。前回食べたときには「むぎんぽううどん」なんていう変わったメニュー(麺)があったのですが、どうやらなくなってしまったようです。このチェーンは短いサイクルでメニューを入れ替えますから、いつ行っても目新しさがある反面、「もう一度食べたかったのに」と悔しい思いをする機会も多いです。
  写真は、かき揚げ丼セット。実際に乗っているのは、かき揚げ半分(半月型)+かぼちゃ天ですが。かき揚げは店内で揚げているので、サクサクしていて美味しかったです。
【11/21、13:57、41850歩】 横浜青葉インター 通過。
【11/21、14:25、45217歩】 しらとり台 通過。
【11/21、14:53、48600歩】 長津田 通過。
【11/21、15:43、52059歩】

  南町田駅に到着。「歩いて○○ツアー」の魅力のひとつに、普段なかなか訪れる機会がない駅に立ち寄れるということがあります。南町田駅も初訪問だったのですが、駅前がいきなりテーマパークのような佇まいで、ちょっとびっくりしました。南大沢とか多摩センターとか、そっち系。あまり住みたいとは思いませんがね。
【11/21、16:25、56320歩】 中央林間駅 通過。
  小田急江ノ島線の線路端を歩いていたら、綺麗な夕焼けを拝むことができました。明日は、きっと晴れですね。
【11/21、16:43、58272歩】

  宿に入る前に、夕食を済ませておきます。もちろん、駅そばで。南林間駅「生そば箱根」で、またしてもかき揚げ丼セット。長いこと歩いていると、そば一杯ではなんとなく物足りなく感じるんですね。なので、どうしてもミニ丼とのセットが多くなります。このボリューム感で500円ですから、やっぱり駅そばのコストパフォーマンスは魅力的だなぁと思います。
【11/22、06:59、0歩(累計60984歩)】

  本日のお宿は、南林間駅から歩いて5分ほどの「大和温泉ハッピーランド」。こぢんまりしたサウナです。「仮眠室がある銭湯」と言った方がイメージが近いかも。この設備で一泊2625円(サービス券使用)は、ちょっと高いかも。しかし、「飲める天然温泉」を売りにしているだけあって、浴室のお湯はまずまずでした。露天はありませんが。脱衣所には飲泉所もあります。小規模ですが、夜間は空いているので、ぐっすり眠ることができました。
【11/22、07:24、2145歩(累計63129歩)】 鶴間駅 通過。
【11/22、08:07、5493歩(累計66477歩)】 大和駅 通過。
【11/22、08:37、8908歩(累計69892歩)】

  2日目も元気にスタートします。小田急江ノ島線と並行している国道467号を歩いていると、早くも「江ノ島19km」の標識が現れました。ここから先は、この数字が減っていくのを楽しみにしながら歩きます。
【11/22、09:03、12019歩(累計73003歩)】 下和田 通過。
【11/22、09:32、14589歩(累計75573歩)】

  長後駅に到着。駅前に魅惑的な立ちそば店があったのですが、残念ながら営業していませんでした。時間が早かったのかな。
  仕方なく、同じく長後駅の「生そば箱根」で、たぬきそばをいただきます。「大和温泉ハッピーランド」内で軽く持ち込み飲食して出てきたので、セットではなくそば単品で。味は、どうってことないです。
【11/22、10:17、17849歩(累計78833歩)】 湘南台駅 通過。
【11/22、10:47、20472歩(累計81456歩)】 六会日大前駅入口 通過。
【11/22、11:31、25178歩(累計86162歩)】 白旗陸橋 通過。
【11/22、12:20、28072歩(累計89056歩)】

  藤沢駅。3年前の「歩いて熱海Take2ツアー」では、日本橋からここまで1日で歩いてきたんですね。今回はだいぶ遠回りのルートを辿ってきてはいますが、我ながら「若かったなぁ」と思います。いやいや、まだまだ記録更新は考えています。いつになるかは分かりませんが、1日で10万歩を超えることを目標にした漫歩もやってみたいと思っています。
【11/22、12:31、29227歩(累計90211歩)】

  藤沢から先は、江ノ島電鉄の線路に沿って歩きます。江ノ電を見るのは、高校時代に鎌倉に行ったとき以来ですね。実に、約20年ぶり。
  写真は、藤沢の隣、石上駅。たった1駅で、こんなにローカルな風情に変わり果ててしまいます。
  ちょうど、江ノ電の電車がやってきました。う〜む、ローカル色たっぷりの車両ですね。全体的に丸みを帯びていて、優しい感じがします。でも、この車両(500形)は、平成18年デビューの最新モデルなのだそうで。エンブレムを見れば分かるように、今年は全線開通100周年なんですね。乗ってみたい気持ちは山々なのですが、乗ると漫歩記録が途絶えてしまうので、グッと堪えます。
  続いて、さらにレトロな仕様の車両がやってきました。20形でしょうか。こちらも意外に新しい車両で、デビューは平成14年。とてもそうは見えないですね。乗ってみたい気持ちがますます高まりましたが、乗ると漫歩記録が途切れてしまうので、グッと堪えます。
【11/22、12:48、30938歩(累計91922歩)】 鵠沼駅 通過。
【11/22、13:09、33040歩(累計94024歩)】

  江ノ島駅に到着。さすがに観光客が大挙する駅だけあって、駅舎にも風格があります。待合室もたいへん広く作られています。現在、江ノ島へアクセスする鉄道駅は3つ(江ノ電江ノ島駅、小田急片瀬江ノ島駅、湘南モノレール湘南江ノ島駅)ありますが、この中では群を抜いてこの駅が好き。街の景観を壊さない、素晴らしいデザインだと思います。
  江ノ島駅から江ノ島までは、徒歩10分ほど。土産物店街を抜け、長い長い弁天橋(写真)を渡れば、江ノ島に上陸です。天気が怪しい(途中、長後駅から湘南台駅にかけて小雨がちらついた)中、なんとかここまで辿り着きました。
  江ノ島に上陸すると、いきなり土産物店街の雑踏になります。車で江ノ島に入ってしまうと、結構処置が大変ですね。江ノ島観光は、公共交通機関で行くことを強くオススメします。
【11/22、13:25、34570歩(累計95554歩)】

  江ノ島神社。一応、ここをもって「江ノ島に到達」、つまり歩いて江ノ島ツアーは一応完遂と考えます。予定でも、ここがゴールでした。しかし、この奥にもまだまだ見所があるので、万歩計の計測を続けつつ、さらに歩いてみることにします。
  江ノ島は基本的に山ですから、階段の嵐です。これを楽に回避する手段として、「エスカー」が随所にあります。要するに、有料のエスカレーター。こまめに乗っていると、そこそこの金額になります(全部乗ると350円)。FB漫歩のルール上は、「施設内昇降機は交通機関とは見なさず、前後にわたって計測を継続できる」となっているのですが、有料のものについては例外とすべきではないかと。まぁ、いずれにしても乗る気などないですけどね。ちなみに、エスカーは上りのみ。下りはありません。
  江ノ島の頂上には、展望灯台があります。サムエル・コッキング苑という庭園の中にあり、いずれにしても入場料がかかります。庭園だけだと200円、展望台込みだと500円です。庭園だけを見る理由がない(それほど価値のあるものだとは思えない)ので、当然500円を支払います。
【11/22、13:53、36236歩(累計97220歩)】

  展望台からの眺めは、こんな感じ。素晴らしいです。天気が悪くて遠望が利かなかったのが残念ですが、美しい湘南海岸と藤沢の街を一望できます。江ノ島上陸以降、展望台に到達するまでの間にも何カ所か、似たような角度で景色が開ける場所がありましたが、やっぱり展望台から眺める景色には到底及びません。500円をケチらない方がいいと思います。ちなみにこの展望台は、土日祝は20時頃(終了時間は季節によって異なる)まで上がることができます。夜景を眺めるのも面白いかもしれません。
  展望台は、上りはエレベーターですが、下りは外階段になります。いや、エレベーターで下りることもできるのですが、外階段の方が楽しいです。手摺から身を乗り出すと、結構なスリルが味わえます。
  サムエル・コッキング苑を出て、さらに奥地へと足を伸ばします。この辺りにも、結構建物があるんですね。土産物店とか食堂なんかがあるのはいいとして、一般の民家らしき建物も結構あります。普通に、人が住んでいるんですね。こんな土地で、いったい何をして生計を立てているのでしょうか。
  ここが、江ノ島の一番奥に位置する「江ノ島岩屋」。つまり、洞窟です。ここでもまた、500円を徴収されます。江ノ島観光は、結構金がかかりますなぁ。
  岩屋は大きく分けると2つあり、上の写真は第一岩屋で、普通に歩ける明るさが確保され、天井も高いです。しかし、第二岩屋は一部ほとんど真っ暗な場所があり、しかも天井が低くて頭上注意です。入洞者には取っ手付きのロウソクが無料貸与されます。「洞窟」ではなく「岩屋」という雰囲気、満載ですね。これはなかなか面白い趣向だと感じました。ただ、先に述べたとおり、天井が一部かなり低いです。背が低い人でも頭をぶつける危険性があるので、くれぐれも注意して。
【11/22、14:35、39041歩(累計100025歩)】

  第二岩屋の一番奥にて。ここが、正真正銘江ノ島の最深部。小さな祠がありました。土産物店に始まって、神社、展望台、そして岩屋と、江ノ島には見所がたくさんあります。そのすべてを楽しむなら、半日くらい費やす気持ちで行くといいでしょう。
【11/22、15:32、42866歩(累計103850歩)】

  帰りは、小田急で。江ノ電に乗りたい気持ちは沸々と湧いていましたが、これから夜勤のバイトに直行しなければならないので、道草は食わずに最短ルートで帰ります。万歩計の計測も、ここで終了。2日間合わせて、なんとか10万歩に乗りました。
  それにしても、この駅舎は……。天安門か!? と言いたくなりますね。
  帰りがけの駄賃は、「生そば箱根」@藤沢駅で。性懲りもなく、かき揚げ丼セットを。ずっと歩き通して腹が減っていたのと、これから始まる夜勤に備えて腹を満たしておきたかったのと。旅を終えて即バイトってのは、忙しなくていけませんね。次回の「歩いて○○ツアー」は、もう少し余裕のある予定を組みたいなと思います。


戻ります。